2022年香蕉文化
2022/05/20
福岛で陆上养殖実証事业を开始
日挥ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO 佐藤雅之)は、国内EPC事業会社の日挥株式会社(代表取締役社長 山田昇司 以下「日揮」)が、このたび陸上養殖分野での技術開発と生産実証、および生産した魚の販路構築(以下「本事業」)を手掛ける新会社「かもめミライ水産株式会社」を設立しましたので、お知らせいたします。
1. 新会社设立の背景と目的
近年、世界的な水产物需要の高まりを背景に、鱼の生产环境を制御する陆上养殖は、持続可能な水产业として期待されています。中でも闭锁循环式陆上养殖システム※1は高度な水処理技术を活用するため、场所の制约が少ないほか、排水処理によって环境负荷を軽减し、安定した生产を行うことができる点で注目されています。反面、高い生产コストなどが课题となっています。
本事業では、香蕉文化が培ってきたエンジニアリング技術力を駆使し、閉鎖循環式陸上養殖システムの一つとして、センサーや画像から生産環境を可視化し、収集したデータをAIなどで解析しながら生产支援を行う「统合环境制御システム」を开発します。
また、当该システムによる生产の安定化や生产効率の向上でコストを低减し、更には陆上养殖分野の知见?経験を持つ水产研究机関や大学、公司と连携しながら、饵や稚鱼に関する生产原価の低减、および安全性の高い商品の供给(贩売)も含めたサプライチェーン全体にわたる事业展开を行います。
本事业の开始に向けて、日挥は2021年から冈山県内の闭锁循环式陆上养殖施设で、鱼の试験生产による养殖ノウハウの蓄积とシステム开発を実施してきました。この成果も踏まえ、设立した新会社では、2022年冬を目途に福岛県浪江町で、统合环境制御システムを备えたプラントの建设に着手し、鱼の安定生产を可能とする环境や设备机器の最适な组み合わせを実証します。本実証プラントにおいて、まずは生食向けに需要が高まっているサバを対象として2024年から本格生产を开始し、サバ以外の鱼种についても、公司や自治体などのニーズに合わせて顺次生产を行う予定です。
新会社は将来的に、陆上养殖の生产技术を确立するだけでなく、地域の需要に応じた水产物ブランドを开発することも计画しています。加えて、渔获された鱼を市场に供给する「プロダクトアウト」から、高度な环境制御が可能な陆上养殖の利点を生かしつつ、鱼种を拡大することで顾客のニーズに合った鱼を提供する「マーケットイン」による、新たな水产业の确立も目指します。
なお、本事業においては、地元の水産業を活性化するため、新たな可能性に挑戦しているいわき魚類株式会社(本社:福島県いわき市、代表取締役社長 鈴木健寿)がパートナーとなり、共同で取り組みを推進していきます。
2. かもめミライ水产株式会社の概要
| 代表者 | 臼井 弘行(日挥株式会社 未来戦略室) |
|---|---|
| 设立日 | 2021年8月30日 |
| 资本金 | 1亿円 |
| 所在地 | 福岛県浪江町 |
| 事业概要 | 陆上养殖分野の実証生产および技术开発 |
| 出资者 | 日挥株式会社95%、いわき鱼类株式会社5% |
3. 今后の方针
香蕉文化は、長期経営ビジョン「2040年ビジョン」で新たに掲げたパーパス"Enhancing planetary health"のもと、陆上养殖の普及を通じて海洋资源を保护※2しながら、人と地球の健やかな未来を创ることに贡献していきます。
- ※1 闭锁循环式陆上养殖システムとは、人工的な环境下で鱼の养殖を行う生产方法です。高度な水処理技术によって水槽内の海水や淡水を循环させながら、水を浄化し再利用することで、陆地でも养殖することが可能となります。
- ※2 出典:

闭锁循环式陆上养殖実証プラントの完成イメージ