香蕉文化

2025年香蕉文化

2025/09/29

日挥が笔惭颁を务めた大阪医科薬科大学病院新本馆がグランドオープン

-美術館の“対話型鑑賞”を病院へ。 病院初の「対話鑑賞型デジタルホスピタルアートTM」が始动―

日挥ホールディングス株式会社(代表取締役会長兼社長CEO 佐藤 雅之)は、国内EPC事業会社の日揮株式会社(代表取締役社長執行役員  山口 康春、以下「日揮」)がプロジェクトマネジメントコンサルタント (Project Management Consultant、以下「PMC)を担当した大阪医科薬科大学病院(理事長 佐野 浩一、病院長 勝間田 敬弘、以下「大学病院」)の新本館が去る本年722日にグランドオープンしました。


大学病院は、病院建替え事业のメインである病院新本馆の建筑を、2027 年に迎える大阪医科大学创立100 周年の记念事业と位置付けてきました。日挥はPMCとして、20187月に基本设计を受託し、翌年4月からは病院新本馆を対象に病院建て替え事业をサポートしてきました。

大学病院は、「超スマート医疗を推进する大学病院 -Super Smart Hospital-」をコンセプトとして、患者様やご家族の个别性に配虑したストレスフリーな环境や、病院スタッフ同士のコミュニケーションを活性化させる働きやすい环境づくりを目指しています。

また、将来の技术革新や医学の変化に柔软に対応できるフレキシビリティを取り入れ「すべての施设利用者のストレスが軽减される病院」、「时代の変化に柔软に対応可能で、継続的に质の高い医疗を提供できる病院」の具现化を図っています。これは政府が掲げる科学技术基本计画「Society 5.0」に基づいています。

日挥は、こうした理想の病院の実现に向けた取り组みの一つとして、美术馆で行われている「対话型鑑赏」をデジタル技术を用いて病院という场でも体験できる「デジタルホスピタルアート」として提案し、大学病院は新本馆エントランスに导入を决定、グランドオープンに合わせて「デジタルアートミュージアム」として运営を开始しました。

アートが医疗に及ぼす効果は、世界保健机関(WHO)も认めています。例えば、アートに触れることによって患者様や病院スタッフの『気持ちが明るくなる』、『新たなコミュニケーションが生まれる』など幸福感や感情的机能が高まり、ウェルビーイングの向上に繋がるという调査结果があります※1。また、多くの美术馆が所蔵する絵画をデジタル化して公开し、インターネット等を通じて世界中の人々が名画を閲覧?利用できるようになっており、医疗机関においても「デジタルホスピタルアートTM」を导入する事例が徐々に増えつつあります。

今回、新本馆エントランスに导入した「デジタルアートミュージアム」では、ファシリテーターをデジタル化(アバター化)して「対话型鑑赏」を実现しています。日挥および株式会社电通の企画?制作、大原美术馆2のご协力のもと、同美术馆に所蔵されている名画を大型デジタルサイネージで常设展示し、同美术馆で导入している実际の「対话型鑑赏」を、アバターの解説とともに鑑赏することが可能です。世界的に着名な美术馆で実施されている「対话型鑑赏」を、デジタル技术を用いて常时体験できる仕组みを病院に导入した例は、国内では初めて3の取り组みとなります。

「対话型鑑赏」は、1980年代にニューヨーク近代美术馆の教育部讲师であったアメリア?アレナスを中心に提唱された、美术馆で行われる鑑赏者参加型の美术鑑赏手法で、鑑赏者同士やファシリテーターとの対话を通じて作品理解を深め4、美术の知识がなくても絵画を楽しむことができ、鑑赏者の観察力や想像力が向上するとも言われています。

日挥は1970年代后半から、医疗福祉施设向けにコンサルテーションを始め、基本设计、详细设计、EPC(设计?调达?建设)サービス、PMCサービス、そして医疗施设完成后の施设运営?メンテナンスなどO&Mサービスを幅広く提供しています。日挥は『人も、まちも、すこやかに』というコンセプトのもと、理想の病院づくりのベストパートナーであり続けるため、既存の医療機関へのサービスはもとより、時代のニーズに即したデジタルヘルス等のサービス開発の推進を進めてまいります。

デジタルアートについても、日挥は今回の導入を通じて得られた知見をもとに、医療機関に加え、メンタルヘルス対策が必要とされる場所への導入提案を展開していきます。安全、安心が望まれる職場環境の実現には、設備や仕組みだけでなく、現場で働く人々の心の健康の維持?向上が不可欠です。近年、ストレスや過度の緊張状態がヒューマンエラーにつながる事例も報告されており、職場環境の「心のゆとり」を確保することが課題となっています。動的かつ柔らかい表現を持つデジタルアートは、心拍や脳波にも穏やかな影響を与え、現場の集中力回復や職場満足度の向上にも寄与します。また、従来の美術展示とは異なり、省スペース?メンテナンスフリー?季節やシーンに応じた柔軟な切り替えが可能な点も、評価される特長です。このような背景のもと、休憩室?通路?執務室などにも日揮が開発した対話型のアートコンテンツを配置し、メンタルヘルスと安全向上のための新たなソリューションとして提案していきます。

  • *1

    20191113日に発表された「芸术活动と健康に関する初の报告书」

  • *2公益财団法人 大原芸术财団が运営する大原美术馆(冈山県仓敷市)は、実业家?大原孙叁郎氏が画家?児岛虎次郎氏を记念して1930年に设立された日本初の西洋美术を中心とする私立美术馆
  • *3日挥および电通の调査
  • *4

    上野行一(2001)『まなざしの共有 アメリア?アレナスの鑑賞手法に学ぶ』淡交社を参照


(ご参考:大阪医科薬科大学病院本馆 概要)

阶数:   地上12阶/地下1阶

构造:   鉄骨造一部 鉄筋コンクリート造(免震构造)

延床面积: 约55,811

竣工:   20255

基本计画?基本设计、PMC: 日挥株式会社

実施设计?施工: 清水建设株式会社


20250929_01.jpg
病院本馆外観写真




20250929_02.png
エントランスにある「デジタルアートミュージアム」の写真




20250929_03.png
「デジタルホスピタルアートTM」の写真




20250929_04.png
「デジタルホスピタルアートTM」の写真